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プロジェクトストーリー アイデアに光を当ててカタチに。挑戦の機会と“伝える”ことへの熱量 1年目から企画採用

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富山 涼太/総合コンテンツ/2021年入社 

誰もが自由に応募できる年数回の企画募集に挑む

大学時代、映像制作のサークルに在籍していたことから、この業界に興味を抱くようになりました。中でも、不特定多数の人の目に触れるチャンスがあるテレビというメディアに惹かれ、ミッドエンジンを志望することに。入社当初は報道チームに所属し、夕方の情報番組『キャッチ!』のエンタメ班としてVTRの編集などを担当していました。

転機が訪れたのは、入社1年目の冬のこと。
中京テレビでは、テレビ局の社内スタッフのみならず、僕たち制作会社のスタッフも含めて年数回、企画募集の機会を設けています。ミッドエンジンのスタッフも毎回積極的に応募しているんです。

「イグ・ノーベル賞」とは、人々を笑わせる独創的な研究や発明に贈られる、“裏ノーベル賞”とも言われる賞。もともと理系出身だったことから、科学のニッチな部分を、真剣におもしろく伝えるような企画を作ってみたいという想いがあり、提案しました。

僕は当時まだ入社1年目でしたが、1時間のバラエティー特番の枠に対する企画募集があり、上司から「A4の用紙1枚のペラものでもいいから、思いついた企画を出してみて」と促されて。軽い気持ちで提案したのが「イグ・ノーベル賞」の受賞者にスポットを当てる、サイエンティスト企画でした。

「イグ・ノーベル賞」とは、人々を笑わせる独創的な研究や発明に贈られる、“裏ノーベル賞”とも言われる賞。もともと理系出身だったことから、科学のニッチな部分を、真剣におもしろく伝えるような企画を作ってみたいという想いがあり、提案しました。

“企画を立てる”とはどういうことかもよくわからず、思いつきで考えた企画でしたが、上司や放送作家の方から「着眼点はおもしろいから、ここを工夫してみよう」とすくい上げてもらえたことは本当に幸運でした。何度かアドバイスをもらったり、歴代の先輩方の企画書を読み漁ったりしながら、なんとか初めての企画書が完成しました。

上司や放送作家らのバックアップで小さなアイデアが企画へと昇華

さまざまな意見を踏まえて、「イグ・ノーベル賞」の受賞者ではなく“これから賞を取りそう!”という可能性を感じさせる研究者を発掘し、応援するという方向性へと改良。この時点で僕は「企画の立て方や企画書の作り方を学べただけで、良い機会になったな」と十分満足していました。

しかし12月に入った頃、最終選考の候補に残っているから企画書をリライトするようにという知らせが!最終の提出日が年末年始の冬休み明け早々だったため、12月は企画書作りに没入する日々でした。

僕自身は、どのように企画を肉付けして精査していったら良いかまったく想像もつかない状態だったのですが、プロデューサーや放送作家の方が全面的にバックアップをしてくださったんです。周囲の知恵を借り、企画書を作り直して提出。再びフィードバックをいただき、また作り直し…というやりとりを何度も繰り返しながら、周りの流れに付いていくだけで必死でした。

まだ選考段階で、正式に採用になったわけでもない新入社員の一企画。些細なアイデアに対して、周囲のスペシャリストたちが「絶対に通すぞ!」と親身になり、情熱と時間を注いでくれる状況に、心が奮い立つのを感じました。

諸先輩の実績やサポートが若手のチャレンジを後押し

紆余曲折を経て完成した企画が、科学者応援バラエティー『やばスゴ!サイエンティスト』。正直、企画が正式採用されたときのことはあまり記憶にないんです。最終選考に向けて、年末年始であることを忘れるほど一心不乱に企画書を作り上げ、気が付いたら怒涛のごとく実制作に突入していたという感じでした。

実制作の現場には、AD(アシスタントディレクター)として携わることに。 いくら発案が自分だったとはいえ、所詮は入社1年目の新人。現場では裏方に徹するという気持ちだったのですが、ディレクターの方が企画者としての僕の想いや企画の軸をすごく尊重してくださったんです。

「この部分はこういうイメージなんです」と伝えると「そうなんだ!」と意図をくみ取り、実現できるように番組内に落とし込んでくださって。番組の最後に流れるエンドロールにも、ADだけでなく企画・発案者など、何カ所にもわたって僕の名前を掲載してくださるなど、細やかな心づかいに感動の連続でした。

なぜ自分の企画が選ばれたのかはわかりませんが、ただ一つ実体験として感じたのは、ここには誰もが挑戦できるステージがあるということです。

新人から大ベテランの方までが、同じ土俵で企画のアイデアを競える状況。周りの諸先輩が、僕のように無知な若輩者の声に対して真剣に応じてくださること。そして中京テレビというメディアを通して、数多の伝説的な番組を生んだ過去の企画書を、好きなだけ参考にして学び取ることができるという環境。

若手がひるむことなくチャレンジし、感性を発揮できるあらゆる条件が整っていることを実感しました。

スペシャリストの熱量を結集し“伝える”ことの可能性を広げる

2022年4月1日(3月31日の深夜)。『やばスゴ!サイエンティスト』が無事にオンエアされた後は、学生時代の友人から「見たよ 」と連絡をもらったり、社内の方から「目新しい切り口でおもしろかった」とお褒めの言葉をいただいたり。もちろん中には「もっと深掘りしたほうが良かったのでは」など、厳しい意見もありましたが、すべてが自身の成長につながるご指摘ばかりで、今の僕の礎になっています。

“伝えたい”という想いがあれば、取材や編集の仕方、映像の見せ方など、アプローチの方法は無限に広がっていくのだということを、先輩方から学ぶことができました。

そして番組の完成度を左右する肝となるのは、作り手がどれほどの熱量を持っているかということ。たった1枚のA4用紙に記した僕のひらめきに対して、分け隔てなく意見を交わし、惜しみなくアドバイスをくださった上司や先輩方。社歴や年齢、キャリアなどあらゆる枠を超え、「ともに伝えよう!」という熱量の大切さを教えていただいたおかげで、最後まで成し遂げることができました。

今後も、さまざまなスペシャリストである先輩方の力や経験、アイデアをお借りしながら、固定概念にとらわれないコンテンツ作りを模索していきたいと考えています。そして、新しいスタイルのメディアミックスなど、“伝える”ということの可能性を広げるような試みにもトライしてみたいです。

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